安心&安全な車両/鉄道ネットワークソリューション
信頼性の高いネットワークが要求される鉄道向けアプリケーション
車両/鉄道アプリケーションにはEN50155規格、広域動作温度、M12コネクタやIP-40筐体の採用など厳しい
品質基準が要求されます。弊社で取り扱う産業用/鉄道用向け製品はIRIS認証を取得したORING社製品です。
ユーザはより安全でコストパフォーマンスの高い技術を得ることができます!
実際に採用されたORING社スイッチのアプリケーションをご紹介 |
ロンドン地下鉄:リアルタイム監視 |
台湾TRA鉄道Smiling Trainプロジェクト:冗長化システムとリアルタイム監視 |
必要不可欠な冗長化システムと技術
多くのネットワーク冗長化やリカバリープロトコルは【STP、RSTP、MSTP】などIEEEにより規格化されています。
産業/鉄道向けのアプリケーションでは一般的なアプリケーション以上に短時間での復旧が求められています。
従ってORING社でも独自の冗長化・リカバリー技術 【O-Ring、O-Chain,及びOpen-Ring】を開発しました。
これらの特許技術は異なるネットワークトポロジーへの要求に対応するだけでなく、信頼性に優れたネットワークも保証します。

- ネットワーク冗長化技術比較表
復旧技術 | STP | RSTP | MSTP | Open-Ring | O-Ring | O-Chain |
復旧時間 | 10~50秒 | 3~5秒 | 3~5秒 | - | <10ms | <10ms |
最大ノード | 40 | 20※ | 20※ | 250 | 250 | 250 |
各VLAN STP | 無 | 無 | あり | 無 | 無 | 無 |
※9ノード以上で接続している場合、復旧時間は予測できません
「瞬時に切替」ネットワークに必要不可欠!!ハードウェアバイパスによるネットワークの冗長化
「冗長化」はネットワークトポロジーにおいてとても重要です。1つのノード(拠点)で障害が発生しても
瞬時に別ルートを見つけ、動作を再開します。しかしリング構成で2ヵ所以上で障害が発生した時や
デイジーチェーン構成で1ヵ所以上で障害が発生した場合などは障害を解決しない限り復旧できません。
ORING社のハードウェアバイパス冗長化技術は1ヵ所または複数個所の電源異常を効果的に防ぎます。
従来の有線イーサネットネットワーク には銅製I/Fバイパスがあります。イーサネットスイッチでは2つの
イーサネットポートを銅製I/Fのバイパス経路として使用できます。
通常は一般のポートと同じように動作します。電源異常や停電を検知すると内部のバイパス回路はバイパスポートへ接続し、
正常に動作している装置へトラヒックを転送します。
銅製インターフェイスのバイパス
光インターフェイスのバイパス
光バイパススイッチ:IBS-102FX
通常動作時、バイパススイッチはネットワークポートからモニターポートへデータを迂回させます。
電源異常が発生した場合、ネットワークのでーたのトラヒックはそのネットワークポートへと転送されます。
それに加え、このスイッチには電源異常を警告するリレー出力があります。
IBS-102FXシリーズにはマルチモード用とシングルモード用の2種類あります。